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なんとなく貯金してませんか? 目的とゴール時期を定めてますか?

毎月いくら貯めればいいのか? という解消されない悩みについて

貯金って、毎月いくら貯めればいいの? どれくらい貯まればいいの? 何となくの目安っていくら?
そんな風に、漠然とした不安を抱えている人って、きっと多いと思います。
私も不安がないと言ったら嘘になります。

仕事仲間と話していると、「老後が不安だけど、いくら貯めれば安心なのかわからなくて、結局、貯めても貯めても不安しかない」なんて声も聞きます。

でも、どれだけ貯金があれば安心して暮らせるかなんて、本当にわからない
そりゃ、10億とか、20億とか、めっちゃくちゃお金があって、備えがたくさんあれば憂いもないのでしょう。
でも、そんな恵まれた状況って、生まれつきの資産家とかじゃない限りありえないのじゃないかなって気がします。

つまり、非現実的。
じゃ、現実的にどれだけあれば安心なのか?

でも、その前に根本的な問題があります。
それは、貯金はあった方がいいには違いないけれど、貯金しなきゃと思うあまりに、今の生活から楽しみがなくなってしまう・・・それも、ちょっと違うんじゃないかなということ。
もちろん、人生の中には、「ガマンして頑張る時期」も必要でしょう。
でも、そのガマンがずっと続いていたら、人生がしんどいものになってしまうじゃない!?
つまり、生活と貯金のバランスを取っていく必要がある。
だからこそ、難しい。
1ヶ月いくら貯めればいいのか? ってことが。


とりあえず必要だと思われる額を算出してみよう

私の場合、初めて「貯金しよう」と思ったのは、長男の出産のタイミングでした。
22歳当時の私はシングルマザー。
子どもの教育費は、全て自分でなんとかしなきゃいけないと思っていました。

その時、大学入学の時点で500万円必要と書いてあるものを雑誌か何かでみたんですね。
当時、貯金はゼロ。

なので、とりあえず、子どもが18歳になるときに500万円貯めることを目標にしてみました。
これが、私が初めて設定したゴールです。

18年間で500万円ということは、月々必要な貯金額は23,148.14…円。
「じゃ、キリよく25,000円貯めよう」と決めました。

・・・なかなかいい金額です。
初めて貯金する私にとっては、とても高いハードルでした。

でも、ゴールを定め、月々やるべきことが決まったことで、安心したのも事実です。

18年後に500万円あれば、なんとか大丈夫だろう。ちょっと足りなければ奨学金もあるし。とりあえず、貯めよう。まずは、それだけ考えよう」と。
やること決まると、なんかスッキリしますね!

その後、「引っ越しをしたいから2年で100万円貯めよう」など、いろんな目標が出てきました。海外旅行したいから半年で20万円貯めようというのもありました。
貯金を全くしたことがない人にとって、まず第一歩、確実に貯金を続けていくために必要なのは、「貯金の目的」「どれくらいの期間でいくら貯めるのか」を明確にすることです。
だって、「貯金の目的」がないと、ある程度貯まったところでなんとなーく使っちゃいません?
私なら、「〇〇をするから、このお金には手をつけてはいけない」と心にストッパーがないと、ズルズルいっちゃいます。
ズルズルいって、結果、なくなっちゃう。
そんな心の弱さを知っているので、私の場合、「貯金の目的」を明確にすることはとーっても大事でした。


手をつけてはいけない口座を作る


「貯金の目的」を定め、ゴールの時期も決まったら、自ずと月々貯める額も決まります。
さて、そのお金をどうするか?
手元に置いておいたら使ってしまいます。
給料などの入金や家賃などの出金がある口座に置いておくと、単なる数字なので意味がわからなくなってしまいます。
気づいたら使い込んでいた‥‥なんてことにもなりかねません。

私がまずやったのは、口座を分けることです。
当時の私が貯めようと思った金額は月に25,000円。
この金額を貯金専用口座に入れ「この口座は使っちゃいけない」と自分の肝に命じておくのです。

使っちゃいけないと思っていても、使ってしまいそうだったので、最初のうちは敢えて通帳を持ち歩き、カードは出しにくいところにしまっておきました。

だって、「カードをわざわざ出して、銀行行くの面倒だな」と思えば、おろさないじゃないですか。
「おろすの面倒だから、お腹空いたのガマンしよう」って思うじゃないですか。
まあ、私と同じくらい面倒くさがりな性格な人しか共感できないかもしれないですが・・・。

と、そうやって貯金の第一歩を踏み出しました。

月25,000円でスタートした貯金生活が、20年後の今や月15~20万円貯められるようになったのだから、最初の一歩を始めることって大きいです。

ただし、この時注意したいのが「手数料」。
自動引き落としなどにすると、余計な手数料がかかってしまいます。
給料日などに出金口座にお金を移したりする場合は、同じタイミングで作業をしてしまうと楽ですね。

とはいえ、やっぱり振込って楽チン。
どの銀行が手数料が安いのかは調べておく必要があります。
定期的に貯金をするための便利な銀行のシステムを探しておきましたので、よかったらこちらを参考にしてみてください。
それから、18年後に使う予定のお金なら、何も「銀行に貯金」しておかなくてもいいのです。
その辺のことは、またおいおい書いていきたいと思います!

<まとめ>
●貯めるなら「目的」と「いつまでに」を明確にする!
●毎月いくら貯めるのかを算出して、その金額は別の口座に入れておく。
●貯める口座からは絶対に引き出さない。

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