用語集

ハイイールド債(ハイ・イールド債)とは?

ハイ=高い
イールド(yield)=収益、利回り

つまり、高い利回りの債券ということになります。ジャンク債・投機的格付け債などとも呼ばれています。

利回りが高い債券とは一体どんなものでしょうか。
信用格付けの高い債券と、低い債券だったら、どちらの方が利回りが高くなると思いますか?

そう、答えは、低い債券です。

S&Pやムーディーズなどの格付け会社(格付け機関)から、信用格付というものが行われています。
債券の場合、AAA(トリプルエー)が最も信用が高く、AAA→AA→A→BBB→BBと下がっていきます。

AAAからBBBまでは、信用度が比較的良いとされ、「投資適格格付け」とされています。
そして、BB(ダブルビー)以下の債券は「投機的格付け」とされ、「ハイイールド債」と呼ばれているのです。


ちなみに、R&I(格付投資情報センター。日本を代表する格付会社です)による発行体格付けを紹介すると、BBなのは次の企業(2020年1月31日現在)。
このページで確認できます。>> 「格付投資情報センターHP」

アイフル(BB)、日本板硝子(BB+)、日本原子力発電(BB+)

誰もが知っている会社です。
就職では、それほど人気じゃないけど、大手企業だから、とりあえず受けておこう!的なポジションですね♪
つまり、格付けが低い会社が「無名の中小企業」「今にも潰れそう」というわけではないんです。これは覚えておいて損はないかと思います!

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