用語集

エマージング

■エマージング(新興国)

エマージングを直訳すると、「出現」「登場」となります。

お金の世界では、「エマージング・カントリー」=「新興国」、「エマージング・マーケット」=「新興国市場」なんて時に出てきます。
ざっくり、「エマージング」=「新興国」と覚えておけば良いかと。
ちなみに、新興国は、東南アジアや中南米、中東、東欧などの国を指します。

さて、新興国の中でも、よくカテゴライズされる国々があります。それは「BRICs」をはじめとした通称で呼ばれている国々です。

■ BRICs(ブリックス)
ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国のこと。それぞれの国の頭文字を合わせた言葉がBRICsです。
最近では、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国に加え、南アフリカを入れて、「BRICS」とすることが多いです。
どちらもよく出てきます。

■ NEXT11(ネクストイレブン)
BRICsに次いで、成長する可能性があると言われている新興国。イラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラディシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、大韓民国の11カ国を指します。

■ VISTA(ヴィスタ)
こちらも、BRICsに次いで、成長する可能性があると言われている新興国。ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチンの5カ国を指します。それぞれの国の頭文字を繋げると、「VISTA」になります。

■ MENA(ミーナ)
中東と北アフリカを合わせた市場を指します。「中東(Middle East)」と「北アフリカ(North Africa)」の頭文字をそれぞれ取って繋げています。

■ CIVETS(シベッツ)
コロンビア、インドネシア、ベトナム、エジプト、トルコ、南アフリカ共和国の6カ国の頭文字をつないだものです。

これらの新興国には、冷戦が終わった後に成長してきた国、人口が増加するとともに労働人口や消費力も拡大している国などがあります。

例えば、「日興新世代新興国株式ファンド 愛称:ネクストBRICs」のように、投資信託の商品名や愛称に含まれていることもあるので、覚えておくと便利ですよ♪

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